ホウレンソウ的なものが絶望的に通じない理由

皆さんホウレンソウお好きですか。

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最近はザッソウとかも人気らしいですが。

 

あれ、大事だよ!ってあちこちで言われる割になんで大事なのかとか、どれぐらいの頻度でやるべきか全然伝わらないと思いませんか。

 

わたしはそもそも、ホウレンソウは権力関係が透けて見えるから嫌いな言葉です。なぜなら、ホウレンソウは常に対等では無い人の間で、立場が強いものから弱い者に求められるからです。逆に、立場の弱い新人に対して上司がどうかかわるべきかとか、そういう話がもう少しあってもいいと思います。

 

それはともかく、ホウレンソウの大事さは自分がされる側になってよくわかります。ほんと、ホウレンソウ大事!!(上から目線で)

 

で、なぜ通じないのか。それは大きく、みている視野の広さと時間軸の幅が全然違うからだろうと思います。

ロケットが自分の位置を適度にフィードバック受けながら上に進むように、実はホウレンソウも新人や目下の人にとっては上の人からフィードバック受けて方向修正するためのやり方なんです。

ただ、それは新人からしてみたら必要性が全くわからない。なぜなら自分がなにも見えていないということが分からないからです。自分が見えていない範囲が見えていない。これこそがホウレンソウの大事さが伝わらない理由ですよ!奥さん!(上から目線で)

 

でも、逆にそんな風にフィードバック与えて上の人間の思った通りに進ませようとかすると、上の人のレベルを超え無いんじゃ無いかと思うんです。だから、どこかのタイミングでホウレンソウという上の人の視野の中だけのフィードバックを手放すことが必要なんじゃ無いでしょうか。